美容経済新聞によりますと、シワ改善のための新たな化粧品パッチの評価研究が、2014年1月19日に「International Journal of Cosmetic Science」オンライン版で発表されたそうです。
24人の韓国人女性を対象に12週間にわたって行われた今回の実験は、アスコルビン酸とレチノール レチノを配合した市販の溶解マイクロニードルパッチのシワ改善と安全性を評価を目的に行われた。
参加者はアスコルビン酸配合パッチ群とレチノール レチノ配合パッチ群の2つに分かれ、その効果をVisiometer SV 600を使用して比較。両群ともに有効なシワ改善効果が確認された。
マイクロニードル はマイクロメートルサイズの微小針が皮膚に直接触れることにより角質層に微小の孔をあけ、物質の肌への浸透効率をあげる技術。
1976年にはその概念が報告されていたが、製造技術の難しさと費用対効果の観点から開発は停滞していた。
1990年代になって製造技術の進歩により生産が容易になり、化粧品、医薬品としての実用化がはじまっている。
マイクロニードルは元々は医療用に開発されたもので、成分そのものを蚊の針くらい細い針状にしたものが美容のためにも応用されています。
塗るだけでは届かない成分を真皮まで届けることが可能というすごい技術。
蚊に刺されても気が付かないじゃないですか?そんな針が並んだものがマイクロニードルパッチです。
マイクロニードルといえば、これまではヒアルロン酸で肌のハリをアップさせたり目元のケアをしたりというものしか見たことがありませんでした。
今回使われたのはアスコルビン酸とレチノール レチノを使ったマイクロニードルパッチ。
シワ改善効果が確認されたということで、市販品として手に届くところにきてくれるのが待ち遠しいですね!
ヒアルロン酸マイクロニードルパッチに関しては以下の記事をご参照ください。
こちらはすでに市販されています。
≫ビバリーHAがめっちゃ気になるぞ!ヒアルロン酸マイクロニードルが市販化されてたのね!