健康

見た目年齢を10歳若返らせる4つの生活習慣

イギリスUnilever科学センターのアンドリュー メイズ博士らの研究により、日々の生活習慣が見た目年齢に大きく影響することがわかりました。
肌のお手入れ
博士らの研究では、イギリス、スペイン、中国の585人の女性を対象に調査。
「アンケートにより得られた彼女らの生活習慣」と「被験者の写真を一般の人に見てもらった見た目年齢と実年齢の差」などを元に調査した。
その結果、実年齢と顔写真から見てとれる予想年齢は、最大で10.4歳の違いがみられた。さらに、健康な生活スタイルをもっている女性ほど、実年齢より若く見られる傾向があることが示された。


見た目年齢を10歳違って見せる主な生活習慣の要因は、
紫外線・喫煙・栄養不足・手入れをしないことの4つ。

見た目年齢を10歳若返らせる4つの生活習慣

1 <紫外線を避ける>
中国での調査で、屋外での仕事に従事している人は平均6歳見た目年齢が高く、仕事以外でよく陽に当たる人は平均2.5歳見た目年齢がアップ。
紫外線にあたる量は見た目年齢を左右する最も大きな要因と考えられます。
近年、太陽光による光老化が老化を進行させる最大の要因と言われています。
見た目年齢を若く保ちたいなら1年中紫外線対策をしましょう。
UVクリームは1年中必須です。顔だけじゃなく、首など太陽に当たる部分にはつけましょう。
気をつけたいのが網膜から入る紫外線です。
まぶしいな、と思った瞬間には紫外線が入ってしまっています。そして、網膜からの光刺激でもメラニンが作られてシミなどの原因なることが分かっています。
太陽を直接見ないのはもちろん、UVメガネも有効です。
レンズ部分には色の無い物や薄い色がおすすめ。サングラスは瞳孔を広げるため、その状態で脇から光が入ると、より多くの紫外線を体内に入れてしまうからです。
2 <たばこを吸わない>
たばこを吸うと活性酸素が増えることが分かっています。
活性酸素は全ての老化と病気の原因とも言われている悪玉物質。
見た目を若く保ち、美肌でいるためには喫煙はしないに越したことはないのです。
3 <健康的な食事>
肌の原料になるタンパク質やタンパク質の原料、アミノ酸をきちんと摂ること。
そして、野菜やフルーツを食べましょう。
野菜やフルーツに多く含まれるビタミン、酵素、ポリフェノールが若々しいお肌を保ってくれます。
4 <肌のお手入れ>
肌のお手入れに関する生活習慣としては、洗顔時に石鹸を使わない人が3.5歳も見た目年齢が高く、化粧品での保湿を全くしない人は2歳老けて見え、ナイトクリームを週に4回以上使う人は1.4歳若く見えるという結果でした。
汚れを適切に落とし、保湿することが大切なようです。
保湿に関わる環境的側面として湿度も気にしたいところ。
お肌にいい湿度は約60%です。冬は特に乾燥しがちなので、湿度が40%を切らないように加湿器などで調整しましょう。
(番外編)
ちょっと驚いたのが1日に歯を2回以上磨く人は0.75歳若く見え、1日1回磨く人は4歳も老けて見えたということ。
歯磨きが見た目年齢に影響するとは意外でした。
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