アデランスで育毛の研究開発に従事し毛髪診断士認定指導講師であり、理容師、美容師でもある伊藤憲男(いとうとしお)氏が秋の抜け毛を予防するための対策ヘアケアについて教えてくれました。
秋に抜け毛が増えるのは、ヘアサイクルの休止期が7月~10月であることにプラスして、夏の過ごし方にも原因があるとPRTIMES~秋は抜け毛の季節~抜け毛対策に重要なケア3選で紹介されています。
髪にダメージを与える夏の環境
夏は頭皮や髪に対する負担が大きくなる
(紫外線、海水、プール、汗etc…)
夏は生活が乱れがち
(夏休み、開放的な気分、ビール、夜更かしetc…)
アデランス発 秋の抜け毛対策ヘアケア3選
1.髪と頭皮の紫外線対策をしっかりと
紫外線の量は、その年の天候によって異なりますが、一般的に最も多い季節は夏です。紫外線は髪の主成分となるタンパク質に悪影響を及ぼすだけでなく、髪や頭皮を乾燥させ、抜け毛を招く原因にもなります。
あらかじめ市販の髪専用UVスプレーなどを活用し、UVケアをしておきましょう。その他、外出時は帽子を被り、日傘を差すことでできるだけ髪や頭皮に紫外線が当たらないよう気を付ける必要があります。また、分け目は頻繁に変えることも大切です。紫外線を浴びすぎてしまったら、その日のうちに育毛剤などでしっかりケアをしましょう。
わたしは1年中UVケアしてるんですが、顔にUVクリームを塗るときには髪の生え際までしっかり塗ります!髪が少し濡れるくらい食い気味に塗ってます。以前は分け目もちょんちょんつけてましたが最近は面倒でやってないです。
UVスプレーはシューッと髪全体にかけられてとっても便利でおすすめです。ただ、結構お値段がするわりにすぐになくなっちゃうんですよね~。だから、UVスプレーは髪だけに使って、腕とかにはクリームタイプなどを使うべしです。
そして、日傘は必携です!涼しいし。日傘のベストは、外白&中黒です。外側は光をはじく白っぽい色、内側は光を吸収する黒で地面から反射した光を吸い取ってもらいましょう。
2.頭皮を清潔に保つ
夏は頭皮の皮脂の分泌量が多く、頭皮のべたつきが気になる季節です。頭皮が脂で汚れていたり、毛穴に皮脂がつまっていたりすると健康的な毛が育ちません。頭皮の炎症にもつながるので、肌質に合うヘアケア商品で上手に頭皮を清潔に保ちましょう。また、皮脂は雑菌の繁殖により匂いの原因にもなります。
清潔に保つことは大事ですが、洗い過ぎちゃうと頭皮環境には逆効果になってしまうので注意です。
洗いすぎの危険については、ヘッドスパの専門家のアドバイスをもとに以下の記事に詳しくまとめています。
頭皮に炎症があったり、どんなに洗ってもフケが出てしまうという人は、わたしがやっている「ほぼ湯シャン」をおすすめします。
とにかくお湯で全部の汚れを流すつもりで2~3分お湯でしっかり洗うんです。その後ほんの少しのシャンプーで脂を落とします。泡立てたシャンプーを髪につけて髪の脂と乳化させる感じで泡が消えたらおしまい!
湯シャンて、シャンプー時の抜け毛がすごく少ないんですよ。抜け毛が気になる人にもおすすめ。
アデランスでは2~3日に1度の頭皮クレンジングもおすすめしています
3.暴飲暴食をさけて生活サイクルを整える
生活サイクルの乱れは髪に悪影響を及ぼします。髪は18種類のアミノ酸から作られているため、良質なアミノ酸(動物性のタンパク質)を摂るように心がけましょう。ただし、髪も体の一部。体全体の栄養状況が髪にも影響を及ぼすので、バランスのいい食事が大切です。また、焼いたものでなく茹でたものを食べるなど、老化を招く「糖化」への対策も有効です。
やっぱり食生活は大切なんですねー。暑いからそうめんばっかりとかにしてるけど、ダメですねー。お肉のしゃぶしゃぶサラダみたいのを添えたりすると良さげですね。
口にしたもので髪にいいなと実感があったことがあるのは、コラーゲンです。コラーゲンを飲んでいた時、最初に効果が現れたのが髪のツヤ。お肌よりも先に実感したのを覚えています。
コラーゲンもアミノ酸を豊富に含む食品だから、久しぶりに飲んでみようかな。
ちなみにコラーゲンとプロテインはどちらもタンパク質ですけど、違いを調べてみたんです。
コラーゲンは動物の腱や魚などの繊維質部分から取り出したもの、プロテインは牛乳や大豆が原料です。お肌にはコラーゲン、筋肉にはプロテインがいいという考え方があります。
アミノ酸量はどっちが多いのかなぁ。調べてみようと思います。アミノ酸を直接摂るって手もありますよねー。なんだか知りたいことがたくさん出てきてしまいました。
調べてまとめました→髪のために摂るべきはプロテイン?コラーゲン?どっち?違いはあるのかな
夏のヘアケアに関する話題でした!