濃い緑茶寒天を作って食べてみました。濃い緑茶寒天は、ダイエット(脂肪を減らす)にもいいし、老化の元凶となる酸化も防いでくれる。
さらに!認知症の原因になったり、老化をすすめて寿命を縮める糖化も防いでくれるんです。
酸化と糖化を防ぐ。脂肪も減らす
濃い緑茶寒天は、手軽なのにすごい効果が期待できちゃいます
酸化を防ぐ
緑茶の栄養成分ではカテキンとビタミンCが豊富なことが知られています。どちらも強力な抗酸化作用がある成分です。
わたしたちの体を老化させるのも、病気の80%以上も活性酸素が原因と言われています。
活性酸素は日々わたしたちの体の中で発生することは止められません。だから抗酸化物質を摂って少しでも活性酸素を減らしたいです。
カテキン、ビタミンCなど抗酸化作用のある成分を多く含む緑茶は実験ではビタミンEの20倍の力があったとか。
糖化を防ぎ、AGE(終末糖化産物)を減らす
さらに、カテキンには終末糖化産物=AGEを減らす働きがあることがわかっています。
AGEはエネルギーにできずに余った糖がたんぱく質と結合したもの。「終末」糖化産物という名前の通り、一度AGEができると元には戻りません。
AGEはコラーゲンに溜まりやすいため、お肌や骨、血管の老化を加速します。目や脳へも強く影響をもたらします。
このAGEを減らす働きが強い成分がカテキンなんです。
脂肪も減らす
おなかの脂肪を減らしたくてヘルシア緑茶など高濃度茶カテキンの飲料を利用するのは一般的になってきました。
高濃度茶カテキンを摂取することにより、肝臓での脂質代謝が活発になり、結果として脂質の燃焼によるエネルギー消費の増加が起こっていると考えられています。
ダイエットしている人にも緑茶はうれしい飲み物なんですね。
濃い緑茶寒天は、多くのカテキンを摂るため茶葉ごといただくため食物繊維も入っています。さらに寒天を使うことで食物繊維の摂取量が増やせます。寒天には不溶性の食物繊維と水溶性食物繊維が両方含まれています。
濃い緑茶寒天を食前に食べることで血糖値の上昇がゆるやかになり糖化防止にもダイエットにもいいんです。満腹感も早く感じられます。
濃い緑茶寒天の作り方レシピ
材料
- 緑茶大さじ1
- 熱湯300ml
- 水100ml
- 粉寒天小さじ1
作り方
- すり鉢ですった緑茶に300mlの熱湯を注ぐ
- 水100mlと寒天を鍋で煮る(弱火)
- 二つを合わせて冷やす
わたしは、粉末状のお茶を買ってきて使っています。
粉末茶ならすり鉢ですらなくてもいいから手軽に濃い緑茶寒天が作れます。
だまになりやすいので、少しお湯を入れて練るように溶かしてから熱湯を注ぐとうまく作れます。
わたしは100mlずつ容器に入れて固めて、おやつの前、食事の前に食べています。
濃い緑茶寒天でヘルシーダイエット!
カテキンは渋み・苦みの成分なので、たくさんとろうと思うと濃くいれないといけないんです。やや低温でいれた甘みのある美味しい緑茶にはあまり含まれていません。ヘルシア緑茶が苦いのは茶カテキンを高濃度に含んでいるからです。
高濃度カテキンの飲みにくさを和らげてくれるのが寒天です。寒天でかためることで苦みは感じにくくなります。
甘味を全く使っていないので美味しくないかな?と心配だったのですが、飲んでみると心配は不要で、意外なほど美味しいです。
見た目のせいか、甘くないのにスイーツ感も感じるのがうれしいです。
カテキンはとりたいけど濃いお茶は苦くて無理な方におすすめします。わたしはヘルシア緑茶は苦すぎて続けられなかったのですが、濃い緑茶寒天は大丈夫です。