マスクニキビできてませんか?マスクニキビは、マスクが肌とこすれることでバリア機能が低下してしまうことが原因だって知ってました?先日、ラジオで皮膚科医でもある日比野佐和子先生が夏のマスクトラブルについて教えてくれました。
夏のマスク、辛いですね!わたしは仕事でも1日中マスクしっぱなしで、マスクニキビよりもマスクあせもとかできないかと心配です。今のところ大丈夫ですけど。
マスクニキビの原因
わたしの周りにもマスクの中の肌に赤いポツポツができている人、結構います。
マスクはどうしても肌と接触してこすれます。こすれると肌の表層部分がダメージをうけてバリア機能が低下してしまうのだそうです。
バリア機能が低下すると、今までは刺激物ではなかった外部の物質に対して炎症やアレルギーを起こしやすくなって湿疹ができたり、赤みになったりします。
さらに、角質層がダメージを受けることで毛穴の入り口が詰まるとマスクニキビに。
夏は特にですがマスク内が蒸れやすいので、これも湿疹の原因となります。
マスクニキビ対策
では、マスクニキビはどのように対策すればいいのでしょう?
綿100%で対策
バリア機能低下を招くこすれを防ぐには、布製のマスクがおすすめ。綿100%のものが肌に優しいです。
ちなみに使い捨て不織布マスクの材質はポリエチレンなどの化学繊維です。不織布マスクを使っている人は間に綿100%のやわらかい布やガーゼをはさむとこすれを軽減できます。
時々マスクをはずして蒸れをとる
蒸れも湿疹の原因になるので、ソーシャルディスタンスがとれる場所で時々マスクをはずして熱気を逃がすといいとか。
マスク熱中症対策としても
マスク熱中症も気を付けたいところですよね。マスクをすることで体温が上がるわけではないそうです。マスクの中で温められた空気を吸うことで鼻の奥にある脳の自律神経中枢も熱くなることで熱中症を引き起こすと言われています。マスクで体感温度は上がるそうです。
マスク熱中症を避けるためにもマスクを時々はずせるといいですね。
ちなみにわたしは、接触冷感の布をマスクと肌の間にはさんでます。汗をかくとその布がマスク内の温度を下げてくれるので快適です。顔汗は普段の夏よりも少ない感じがします。
布だけだと柔らかくて息を吸うたびに鼻の穴をふさがれたりするので、少し硬め素材のインナーマスクに縫い付けてホールドした上で両面テープでマスクにつけてます。
息苦しいのは若干ありますが、マスクそのままだと汗がすごいので、今のほうがかなり快適です。
睡眠も大切
睡眠中に肌の修復が行われています。睡眠不足だと修復がしっかり行われず、肌のターンオーバーも乱れがちになります。バリア機能をよりしっかり保持するためにも睡眠は大切です。できれば7時間睡眠を。
腸内環境を整える
便秘になると角質の水分が低下して肌荒れしやすくなるそうです。肌が保湿されているとバリア機能を保ちやすい状態にできます。腸内環境を整えて便秘にならないようにしましょう。
食物繊維や発酵食品を食べましょう。わたしはもち麦ご飯を腸のために食べてます。
もち麦は、麦の中でも食物繊維が多いのが特徴です。麦類は水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれているので腸活おすすめ食材です。押し麦よりも少し高いですが、食感がもちっとしていて押し麦よりもとっても美味しいですよ。
水分も積極的にこまめにとりましょう。腸内環境をよくするためにも必要ですし、マスク熱中症予防にも水分摂取は重要です。
マスクをしているとのどの渇きに気づきにいそうですから、のどが渇いてなくても定期的にお水を飲むようにしましょう。
蛇足
蛇足ですが、最近人工皮膚コスメに興味があって、マスクの下にしこむと摩擦を軽減しつつ美容もできるんじゃないかと研究中です。
わたしはマスクが当たる鼻のあたりがムズムズして嫌なんです。人工皮膚コスメのマジックフェイシャルとか、いいんじゃないかなと。トライしてみようかと思ってるところ。
夏の暑い季節にマスクをするのは、わたしもそうですが、初体験の方も多いはず。マスクトラブルはできれば防ぎたいですね。マスクニキビの原因と対策など、マスクトラブルに関する話題でした。